シールエクステは何本が正解?自然に馴染む本数の目安を徹底解説
シールエクステを付ける際、最も多くの人が悩むのが「何本付ければいいの?」という本数の問題です。本数が少なすぎると地毛と分離して不自然になり、多すぎると不必要にコストがかかってしまいます。自然な仕上がりを実現する鍵は、ご自身の毛量と理想のスタイルに合わせた適切な本数を選ぶことです。
地毛の量で変わる!全体を馴染ませるための本数目安
髪全体の長さを出し、スタイルとして完成させるための本数は、地毛の量によって大きく異なります。仕上がりの「厚み(毛量)」まで考慮することが、自然に見せるための重要なポイントです。
例えば、髪が細く毛量が少ない方であれば40本程度でも十分に馴染みますが、毛量が多い方や、地毛が重めのボブスタイルの方などは、60本から80本、場合によってはそれ以上が必要になることもあります。カウンセリングの際に「ご自身の地毛の量」と「なりたい長さ・スタイル」を美容師に正確に伝えることが、最適な本数を見つけるための第一歩です。
インナーカラーやハイライトに。部分使いの本数目安
シールエクステの魅力は、ブリーチなしでデザインカラーを手軽に楽しめる点にもあります。全体ではなく部分的に付けてスタイルチェンジを楽しむ場合の目安は以下の通りです。
前髪や顔周りだけのインナーカラーなら10本前後、サイドにアクセントを入れるなら20本前後、そして襟足のインナーカラーや筋感のあるハイライトデザインなら30本前後が一般的です。少ない本数でも、効果的にイメージを変えることが可能です。
プロの技!少ない本数でも自然に見せる3つのコツ
予算の都合などで、できるだけ少ない本数で仕上げたい場合もあるでしょう。そんな時は、美容師の技術と工夫で自然に見せることが可能です。「少ない本数で自然に馴染ませたい」と伝えれば、以下の様なテクニックで対応してもらえます。
コツ1:地毛とのカラーを完璧に合わせる
地毛の色とエクステの色を限りなく近づける(または馴染みの良い同系色を選ぶ)ことが最も重要です。色の差がなければ、継ぎ目が目立ちにくくなり、一体感が生まれます。
コツ2:内側に集中して配置する
髪の表面ではなく、内側にエクステを集中して付けることで、上から被さる地毛がクッションの役割を果たし、より自然なグラデーションに見せることができます。
コツ3:「なじませカット」を施す
エクステを取り付けた後に、地毛とエクステの境目をぼかすようにカット(なじませカット)をしてもらうことで、質感の差が整い、仕上がりのクオリティが格段にアップします。
まとめ:あなたに合った本数で、理想のスタイルを楽しもう
シールエクステを自然に馴染ませるために必要な本数は、お客様一人ひとりの地毛の状態や理想のスタイルによって千差万別です。初めてで本数が全く分からないという方は、まず40本~60本を基準に考え、カウンセリングで美容師としっかり相談しながら最終的な本数を決定するのが最も確実で失敗のない方法です。
また、本数が決まったら、その美しさを保つためのヘアケアも重要です。エクステの持ちと見た目は日々のケア次第で大きく変わるため、シャンプーの選び方や正しいケア方法も併せて確認しておきましょう。