そのシャンプー、エクステを剥がしてませんか?長持ちさせるための選び方

そのシャンプー、エクステを剥がしてませんか?長持ちさせるための選び方

シールエクステを付けた後、「いつもと同じシャンプーを使っていたら、すぐに取れてしまった…」という経験はありませんか?実は、シールエクステの持ちを左右する最大の要因は、毎日のシャンプーにあります。エクステを一日でも長く綺麗に保つためには、まず「NGなシャンプー」を知り、正しい製品を選ぶことが何よりも重要です。

要注意!シールエクステの寿命を縮めるシャンプーの特徴

市場には多くのシャンプーがありますが、中にはシールエクステと相性が悪いものも存在します。特に以下の3つのタイプは、シールの粘着力を弱めたり、毛質を劣化させたりする原因となるため注意が必要です。

一つ目は、オイルインシャンプーです。アルガンオイルや椿油などの油分がシール部分に染み込むと、粘着力が著しく低下し、エクステが剥がれ落ちる直接的な原因になります。

二つ目は、高級アルコール系のシャンプー。「ラウリル硫酸Na」などに代表される強力な洗浄成分は、髪と地肌に必要な油分まで奪ってしまい、乾燥を招きます。これにより、エクステの毛がパサつき、ダメージの進行を早めてしまいます。

三つ目は、シリコン入りシャンプーです。髪の指通りを良くするシリコンですが、シール部分に付着すると表面が滑りやすくなり、エクステがずり落ちる原因となり得ます。

シールエクステに最適なシャンプーの選び方

では、どのようなシャンプーを選べば良いのでしょうか。ポイントは「優しさ」と「成分」です。

最もおすすめなのは、アミノ酸系シャンプーです。「ココイルグルタミン酸Na」や「ラウロイルメチルアラニンNa」といった洗浄成分が使われており、低刺激で洗浄力がマイルドなため、髪や頭皮に余計な負担をかけません。

基本的には、シール部分への影響を避けるためノンオイル・ノンシリコンの製品を選ぶのが理想です。また、エクステのメーカーが販売しているエクステ専用シャンプーは、接着部分に影響しにくい最適な処方で作られているため、持ちを最優先に考える方には最良の選択肢と言えるでしょう。

プロが実践する、エクステを長持ちさせる洗い方のコツ

良いシャンプーを選んでも、洗い方が間違っていては効果が半減してしまいます。以下の3つのステップを守るだけで、エクステの持ちは1〜2週間変わってきます。

ステップ1:根元は「優しく」、トリートメントは「毛先」に

シャンプーの際は、シール部分をゴシゴシこすらず、指の腹を使って優しく揉み込むように洗いましょう。逆に、コンディショナーやトリートメントは油分を多く含むため、シール部分には決して付けず、毛先を中心に塗布するのが鉄則です。

ステップ2:お風呂上がりは「すぐに」乾かす

濡れた状態が続くと、シールの粘着力が弱まったり、雑菌が繁殖しやすくなったりします。自然乾燥は絶対に避け、お風呂から上がったらタオルドライ後すぐにドライヤーで根元からしっかりと乾かしてください。

まとめ:シャンプー選びが、エクステの美しさと寿命を決める

シールエクステの持ち、仕上がり、そしてダメージは、シャンプー選びで大きく変わります。「安いから」「香りが好きだから」という基準ではなく、「エクステに合っているか」を最優先に製品を選びましょう。正しい知識とヘアケアを実践することが、あなたのエクステを長く美しく保つための何よりの秘訣です。